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「スバル フォレスター」新型が登場!本格派SUVはなにが変わったのか?

「スバル フォレスター」新型が登場!本格派SUVはなにが変わったのか?
「スバル フォレスター」新型が登場!本格派SUVはなにが変わったのか?

スバルのなかでもフォレスターは鍛え抜かれた4WD性能と使い勝手の良い室内空間で北米でも日本でも人気の高いSUVだ。そのフォレスターの5代目となる新型が2018年6月20日に登場した。ハイブリッドやタフギア仕様の追加など新型の注目ポイントを紹介しよう。

見た目はあまり変わらず、中身は大幅刷新

見た目はあまり変わらず、中身は大幅刷新

5代目となる新型スバルフォレスターが2018年6月20日にフルモデルチェンジを発表、7月19日から販売が開始されます。スバルの車種ラインアップの中で、ロードクリアランス220mmを確保し最も悪路走破性に優れているのがこのフォレスター。見た目は先代とそれほど違いはありませんが、クルマの骨格にあたるプラットフォームから一新。搭載するパワートレインも変わるなど大きな進化を遂げています。それでは、新型フォレスターの魅力を紹介しましょう。

インプレッサで好評の新しいプラットフォームを採用

インプレッサで好評の新しいプラットフォームを採用

新型フォレスターの大きなニュースは次世代プラットフォームの「スバルグローバルプラットフォーム」(以下SGP)の搭載です。現行型のインプレッサから採用されたSGPは、これまでスバルが培ってきた知見や技術力を注ぎ込んだクルマの基礎に当たる部分。衝突安全をはじめとした総合的な安全性能のレベルを引き上げると同時に、ドライバーの思いのままに動く忠実なハンドリング、そして不快な振動、騒音を低減した快適な乗り心地を実現しています。インプレッサの評判の高さはこのSGPのおかげ、新型フォレスターの走りにも期待が持てそうです。

微妙に大きくなった車体

微妙に大きくなった車体

新型フォレスター

新型フォレスター外観

新型フォレスターのボディサイズは全長4625mm×全幅1815mm×全高1715mm(ルーフレール装着の場合は1730mm)で、先代モデルより全長は15mm、全幅は20mm拡大しています。またホイールベースも2670mmと先代モデルより30mm延長されリアシートの居住性が向上しています。

インテリア

室内

全車4WD、走りのハイブリッドも登場

搭載されているパワートレインは最高出力148psを発生する2.5L水平対向4気筒エンジンとe-BOXERと呼ばれる2L水平対向4気筒エンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステムシステムの2種類。トランスミッションは全車「リニアトロニック」と呼ぶスバル独自のCVTが組み合わされ、駆動方式は全車4WDのみとなります。

全車4WD、走りのハイブリッドも登場

JC08モード燃費は2.5L車が14.6km/L。2Lハイブリッド車が18.6km/Lです。ハイブリッド車はエンジンが主役でモーターがアシストするタイプの、燃費よりも走りを重視したモデルとみるべきでしょう。 駆動方式は当然4WDのみ。4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで悪路からのスムーズに脱出できるスバルご自慢の「X-モード」を搭載しています。新型フォレスターではこのX-モードが進化し、2つのモードを選べるようになりました。一つは雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する際に効果のある「スノー・ダートモード」。そして深い雪やぬかるみのようなタイヤが埋まってしまうような道で選びたい「ディープスノー・マッドモード」を設定しています。また下り坂といった速度が急に上がってしまうようなシーンでは「ヒルディセントコントロール」が作動し、滑りやすい下り坂などで一定速度をキープしながら下ることができます。

悪路だけでなくオンロード用にも横滑り防止装置の「VDC」や危険回避とコーナリング性能に寄与する「アクティブ・トルク・ベクタリング」など高い走行性能を支える電子デバイスが充実しています。

自慢の「アイサイト」にも新機能が

先進の運転支援システムはステレオカメラを使用した「アイサイトver.3」。高速道路の走行中にアクセル&ブレーキ操作に食わせて、車線の中央を維持させるなどのステアリング制御を行うツーリングアシストも追加されている。このツーリングアシストは0〜約120km/hという幅広い速度域において自動でアシストを行い、ドライバーの運転負荷を軽減してくれる装備です。

さらに、ハイブリッドシステムのe-ボクサーを搭載したアドバンスグレードにはドライバーモニタリングシステムを搭載。このシステムは、ドライバーがクルマに乗り込むとインパネセンターバイザーに内蔵されたカメラによってドライバーの顔を認識。走行中一定以上目を閉じていたり、顔の向きが前方から大きく外したりするなど、ドライバーに眠気や不注意があると判断した場合、警報音や警告表示などで注意を喚起する警報機能とドライバーが乗車するとあらかじめ設定しておいたシートポジションやドアミラー角度を自動的に再現するおもてなし機能が装備されています。

タフギア仕様の「Xブレーク」も登場

タフギア仕様の「Xブレーク」も登場

オールシーズンタイヤを採用

インテリア

撥水加工を施しているインテリア

新型フォレスターのグレード構成は2.5Lガソリエンジン搭載車がベーシックなツーリング。充実した装備が魅力のプレミアム。そしてオールシーズンタイヤや撥水加工を施したインテリアを採用したXブレークの3タイプ。そしてハイブリッドシステムeボクサーを搭載したアドバンスの4種類。価格は280万8000円〜309万9600円となっています。

スバルフォレスター価格表(2018年6月現在)

グレード駆動方式JC08モード燃費(km/L)車両本体価格
2.5ツーリング4WD14.6280万8000円
2.5プレミアム302万4000円
2.5Xブレーク291万6000円
2.0アドバンス18.6309万9600円

 

スバルのSUVの中でも硬派な位置付けのフォレスター。刷新された足回りや新しいハイブリッド、そしてタフギア仕様の追加など、新型も話題が盛りだくさん。楽しみなクルマに仕上がっていそうです。

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※記事の内容は2018年6月時点の情報で執筆しています。

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